Noa 1号です。
前回Blogでのお約束、ドイツの車と閉店法のお話です。
@車の話題から
着任して早々、前任者が乗り潰した10年落ちのベンツ(本場ではMercedesと呼びます)を廃車にし、会社がVW Passatを新車で購入してくれ、1,000kmを超えた頃・・・
ドイツ人 A氏「どう?Passatの調子は?」
Noa 1号「1,000km超えたし、そろそろオイル交換ですわ!」
ドイツ人A氏「??オイル交換?日本ではそんな事すんのか?」
Noa 1号「うん。新車は最初の1,000kmで以降3,000km毎で」
ドイツ人A氏「俺はGOLFを13年乗ってるけど、オイル交換は一度もしたことないで」
Noa 1号「ほな、どうしてんねん?」
ドイツ人A氏「オイルランプが点灯したら、継ぎ足すねやん!」
事務職だけで50人程いた会社だったんですが・・・
車検の時だけ交換するが1人で、聞いた限りでは皆そうなんです。
そう、オイル交換はしないんですね。
現在Noa 1号が乗っているGOLFのマニュアルにはメーカー推進で15,000毎と書いてますが・・・
それと・・・Autobahn(アウトバーン:Autoが車 Bahnが道)
Noa1号も着任前から楽しみにしていましたが、150km出しても全然恐怖感が無いんです。
最初は、走行者のマナーが完璧(遅い車は走行車線が徹底している)だからと思ってましたが、道路の構造(勾配・標識・推奨巡航速度は130km)が日本とは全く違うそうなんです。
1ヵ月も経つと、常に180-200km(最高で230km)で走行、安定してるし・標識はちゃんと見えるし、勾配が少ないから180kmで片手運転も余裕。
日帰りで月に1度、片道 約450km離れたデュッセルドルフに散髪と日本食・本の買い出しに行ってましたが、2時間半程で到着してました。
ただ・・・
夜間の道路の暗さ(街灯はほとんど無い。キャッツアイが等間隔で配置されている)には参りました。基本白人は目の色が「青」だから夜に目が利くんですね。慣れるのに1ヵ月くらいかかったのを覚えています。
(当初オフィスも朝方は暗くて字が読めませんでした)
@閉店法
これも勉強不足で、着任早々ビビッタんですが・・・
「ガソリンスタンド・薬局を除く全ての小売店舗は、土曜日は14時まで、日曜日は閉店しなければならない!」って法律なんです。
さぁ日曜日にショッピング! でも、えぇぇ~って感じです。
(現在 土曜日は20時までに緩和されたそうですが)
理由は
① 日曜日はキリストの安息日で、その習慣を保護する為。
② 労働者の保護。(長時間労働を強いる可能性があるから)
③ 小規模小売店の保護。(資本力のある大規模小売店が営業時間を延長することで、小規模小売店の客を奪い、小規模小売店が生き残れなくなる可能性があるから)
が背景にあるそうです。
ちょっとした買い物は、ガソリンスタンドがコンビニ(10坪ほどの)の様になっており困りませんでしたが、着任時は、とにかく日曜日の過ごし方に往生しました。
現在の日本でこの閉店法が施行されたら、どうなるんだろう?
景気は悪化 or 上昇・・・?
欲しいモノは金曜までに購入するから・・・
小売店の非正規労働者の所得は下がるけど、外出してお金を使うから・・・
温室ガス削減的には・・・ etc
スミマセン。
考えると頭痛がしてきたので、終了します。
ンー、いつも新しい知識をありがとう。
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